視力が悪い

視力が悪いと困ることが往々にしてある。
コンタクトレンズや眼鏡をしていないと、見えるものも見えないのだ。
私は弱視までは至らないが、本当に視力がないので、外に出かけるときにコンタクトレンズか眼鏡がないと本当に困る。
普段は出かけるときは、顔を洗った後にコンタクトレンズを装着するか、出かけても近所だけのときは、眼鏡をかける。でも寝るときは当たり前だけれどもどちらも外して寝る。
平時はそれで平気なのであるが、もし寝ている最中に大地震でも来たら、どうしようかと不安になる。
先日の大地震の後は、しばらくコンタクトレンズを装着していても、眼鏡を毎日持ち歩いていたものだ。そんなふうに気をつけているときには、大地震は起こらないものであるけれど、仮に地震が発生して、自宅に帰られなくなって、ずっと着の身着のままであったら、コンタクトレンズを洗浄したりするどころの話ではないのだ。
私は表に出ても、地下鉄の看板は見つけられるけれど、駅名を読み取るくらいの視力はない。だから、もし裸眼で外を出歩くとなったら、本当に大変だ。
以前まだ上京したばかりの頃、原因不明の腹痛を起こし、どうしていいかわからなくて、自分で救急車を呼んだことがある。
寝ていたし、緊急だったから、コンタクトレンズを入れてないし、眼鏡を持っていくという発想もなかった。
救急車で病院へ連れていってもらったものの、ついた頃には腹痛は治まり、診察はしてもらったけれど、知り合いもまだいない時だったから、知らない街から一人で自宅へ戻らなければならなかった。
病院の外へ出ても、どこかわからず、地下鉄や駅を探すのも大変だった。
病院の受付でだいたいの駅の場所を教えてもらって、悪い目つきをしながらようやく地下鉄の駅へたどり着き、見知った駅まで着いたときは、本当にホッとしたことを覚えている。
腹痛が治ったことよりも、知らない街から戻って来られた安堵感の方が大きかった。視力が悪いということは、時として本当に困る。

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